中小企業DXできたらな計画

中小企業がリモートワークやってみた!

コロナに背中をブン押され

2020年3月頃、コロナ禍に背中をブン押され、
リモートワークしなければ!と明日から在宅勤務出来る人はしてください!となった。

出社しても、用が済めば帰宅して在宅勤務に切り替えてオッケー👌

うちの会社もやるときはやるなー
なんて思ったのはその後、2日3日くらい

部署によって在宅勤務出来る部署とそうでない部署がある
業務内容が異なるので、当然といえば当然

しかし、総務よりお達しがきた

「不公平なので、在宅勤務出来る人は出来ない人に気を遣ってくださーい」

何このフンワリお達し
メレンゲたっぷりなの?

出社して早めに退社する場合などは、在宅勤務出来ない人に声を掛けてから帰るように!

なんて言われたので、
面倒な僕は差し入れのお菓子を共用スペースに置くことでご挨拶の代替とさせていただいた笑

どうやら在宅勤務出来ない人から不平が出たわけではなく、何となく管理職がバランス取れてないことを気にしてお達しを出したみたい

それも、在宅勤務は感染リスク回避できるから不公平になるのがダメ、ということではなく、

在宅勤務なんて効率よくできるわけないんだからサボってるのと同じ、働いている人がいるのにサボるなんて!
みたいなことらしく、開いた口が3日塞がらなかった

うちの部署はMicrosoftのTeamsのチャットでコミニケーションとりつつ、TODOの機能使ってタスクと進捗管理することにして、出社しないと出来ない仕事しか出社時にはしない、とルール決め
業務によっては出社時より効率的に進んだくらい

ですが、そんなことは伝わらず、在宅勤務なんて絵空事、御伽噺、ファンタジーの世界

とはいえ、日に日にコロナ禍の影響が強まると、ファンタジーをリアルに変えていく必要が出てきた

必殺!とりあえずツール導入!

コロナ感染者数が増加の一途を辿ることで、
在宅勤務は必須とお達しがでた

そうなると
在宅勤務=サボり
という認識では成り立たない。
なので、ツールを導入して在宅勤務を現実世界へ!
上が導入を進めたツールは、zoomとGoogleミート
※Teams導入済み
そう、在宅勤務=リモート会議という方程式の結果、リモート会議システムを次々に試すことになった
今でも、
「あれ?14:00からの会議ってzoomやっけ?」
「いや、teamsですよ」
みたいなことがある

そして、テレワーク推進委員会みたいな特命組織が上層部で結成された
委員会がこの1年強でもたらしたものは、
1)在宅勤務内容報告書の書式、運用ルール
2)VPNによる在宅から会社ネットワークへの接続

1はExcelでその日、1日8時間、何をしたのか記載するもの。
サボらないように監視することが目的

2は今年に入ってようやく実現。
在宅勤務を始めてみると会社のサーバーにアクセスできずに資料閲覧や事務書類の起票が出来ないという課題が約1年の運用から明らかになったため、VPNの開放に行き着いたとのこと。

行動力のない中小企業

なぜVPN導入に1年もかかるのか
なぜ同じようなツールばかり試すのか
なぜわざわざ報告書を作るという手間を増やすのか

中小企業ほど行動力がない気がする

思うに
中小企業はリスクを数え、
大企業はチャンスを数えるから
ではないか

資金力とリソースの問題で
失敗できない中小企業
リカバリのお金も暇もない
なので大きな変化はリスクがあるならノーサンキュー

中止企業こそDXを

資金力とリソースが限定されている中小企業

だからこそ、ビジネスモデルの見直しで資金確保と効率化によるリソースの確保が重要!

そもそも、今やIT関連は高くない
サーバーは買わなくていいし
ソフトもイニシャルコスト何百万円よりは月額何円のサブスクとかが主流

なので、要件さえ決めれれば、それに見合ったものを導入するのは難しくはない

そう、要件さえ確かなら

要件定義ができない!

大まかに、
Web会議したい!
は言えても、Webで何がしたいのかは定かでない
こんな機能あった方がいいし、どうせならあれもあった方がいいなー
って本当に使う機能を明確に出来ずに、
あれこれ目移りするから決めれない

思うに、
ITリテラシーって、要件定義出来るかどうか、
ではないか

自分でプログラミングはできなくても、
既存ソフトは買えるし、
外注すればソフトは作れる

でも、自分たちが何に困ってて、
どうすれば良くなるのか
システムの仕様と運用を設計できるかどうか

こればかりは困ってる本人でないと難しい

普段からIT関係を相談してるコンサルなんかがいれば
会社の状態もある程度わかるので、
代わりに要件定義までお願いできるかもしれない

が、とはいえ、他人は他人
やはり自分たちで要件定義出来るに越したことはない

その点、ワークマンのエクセル経営はホワイトペーパーだと思う
アフィリエイト申請したら、ここにリンク貼りたい

社員のITリテラシーを育てることで、以降のDXも推進しやすくなる

そのため、中小企業のDXへの道は社員教育がその一歩!

まとめ

ITリテラシーとは要件定義力
まずは社員教育
頑張れ、中小企業!(他人事)

DX?それって強い?

DXって何?

ある日、ITリテラシー高い社員が研修にて、とある社員に質問
「DXって何かわかりますか?」



「でらっくす?」

マツコちゃうねん!
ダウンタウンちゃうねん!

こんなベタなやり取りが平気で起きる日常

こんなレベルのやり取りはさておき、
そもそもDXって何?
調べれば調べるほど、人によって解釈も微妙に異なる
なので、自分なりに整理してみる

何の略?

オカンが言うにはなー、
DIGITAL
TRANSFORMATION
の略やって言うねん

ほなDXと違うかー

でもオカンが言うには、

TRANS には交差するって意味があって、それはCROSSと同義
CROSSのことをXって表現するから、TRANSも Xって略するねん

ほなDXやないか

何かしっくり来ない方は、誰もが一度は通る感覚だと割り切っていただくとして、

直訳すると
「デジタル変遷」
ということですね

つまり、業務を紙じゃなくてパソコンでやればいいってことやな
っていうのが理解の第一歩

≠システム化/デジタル化

そういう意味では、
Excelで売上管理してるで!
在庫管理は商蔵○行でしてるなんて当社ったら最先端!
がDXにあたるか、というと、
答えはノー
めっちゃノー

既存業務をシステム買ったりして効率的にやろうぜーっていうのは、
システム化とかデジタル化とかそんな呼び方みたい

DXはそれを進化させたもの(月の石が必要)

使うだけじゃない、生産性がDX

システム導入のメリットは効率化だけでなく、記録が一定のフォーマットでデータ化されること

例えばタイムカード。
ガチャンと機械に通して時刻捺印タイプだと、
給与計算のときに誰が何時間残業してて、誰々は遅刻しててー、とか人の目による集計作業が必要

それが一歩進んで、勤怠管理システムが導入されて、打刻した時間はシステム管理される
そのため各社員の残業時間はシステムが計算してくれて経理部が幸せになりました
=システム化

残業時間の各社員または部署のバランスをみて、担当業務の割り振り直しやプロセス見直しで生産性爆上げたり、新しい仕事を作り出す
=DX

つまり、効率化だけでなく、従来の形を変えたり、新しいビジネスの創出して会社を進化させるのがDX

株式会社Aを株式会社Aデラックスに変える、という意味では冒頭のベタな件もあながち間違いではない!

なんてことはない

閑話休題

だから難しいDX

経費精算を手書きやExcelでするの面倒だなー
と思ったら、「経費精算システム」とかでググって、欲しいソフトを探す

目に見えた課題と一対一のソフトを探すのは難しくなく、買うこともお金さえ払えばいいので難しくない

そのため、各部署がそれぞれの業務を効率化するために色々なジャンルのソフトを各部署で稟議通して購入する

その結果、同じようなデータが複数のシステムに散在して、どれが最新かわからなくなったり、各部署の連携業務において、データのフォーマットが異なり、結局、手作業やExcelで作った書式で連携する。
営業部は営業部システムで作った申請書Aを印刷して捺印して、技術部に渡す
技術部は受け取った申請書の内容を技術部システムに入力し、申請書Bを作って、経理に回す
みたいな、同じ組織にいるとは思えないチグハグ連携が起きる

なので、システム間同士の連携をデザインする必要があるが、これがまた難しい。。。
CSV?ストアドプロシージャ?

レガシーの最大欠点

連携が難しい最大の理由は、従来型のシステム=レガシーシステムには、連携という概念がないものが多い、ということ
せいぜいCSVが吐けるくらいで、吐けても飲めないものもある

今でこそ、クラウドだなんだでインターネット上に各システムがあるので繋がりやすい=繋がりやすいシステムが開発されるけど、オンプレミスでサーバーが自社にあったり、販売店提携のデータセンターにサーバーがあったり、システム同士がネットワーク繋がってない
各部署で各々でシステム調達したツケがこんなところにー(T ^ T)

なんていうのもきっと中小企業あるある

よし、じゃあこれを機に、システムを一斉に入れ替えるぞー!
なんて予算がないのも中小企業あるある

※予算については補助金が国から出るので、要チェケラ

が、申請手続きが煩雑で面倒になってやらないのも中小企業あるある

レガシーシステムは保守管理費も上昇傾向なので2025年までになんとかしてねっていうのが政府のいう2025年の壁

まとめ

DXとは業務効率化が一番の目的ではない
DXとは生産性の向上やビジネスモデルの最適化を目指すものである
DXは難しい
DXはお金が掛かる
DXはデラックスではない
マツコはデラックスで間違いない

つまり、DXは難しいしお金もかかるけど、業務が最適化され、売上や福利厚生向上に大きく寄与できる可能性があるので2025年までにやるべし

Webって凄いんだぞプレゼン①

中小企業、ITを目指す

貿易事務の私が社内でIT関係の仕事をすることになったのは二つの理由があります。
1, 前職がSE

2, コロナ禍で何となくWeb強化しなきゃっていう風潮

1は入社当時から、
ただのExcelに関数入れたり、マクロ組んだりして、身の回りの業務から順に効率化してきた

そんなこともあって、何かWeb強いんじゃね?みたいな勘違いが生まれ、何となくWeb広告を使った集客を担当することになった

うちと同じように、コロナ禍で急にITだWebだと騒ぎ立てた中小企業は多いのではないか

社内プレゼン準備

上からの指示でWeb広告の準備をするために、上にWeb広告のプレゼンをしなければいけない

中小企業あるある、謎の非効率作業

と愚痴っても仕方ないので、このプレゼンの目的を考えた

Q. なぜ上はプレゼンをしろ、と言うのか

A. Webって何かよくわからんけど、わからんなんて言えないから説明させよう、って魂胆

こんな答えが3秒で出るひねくれ方に育ちの悪さを恨みつつ、
要は、なぜWebは凄いのか、を教えてあげればいいと気付いた

とはいえ、私にもWebの知識はあまりない
元SEっていったって、スマホが普及しきる前に過酷な労働環境から逃げ出したIT逃亡兵、当時のWebシステムなんてレガシーそのもの。
なので、プレゼンのために最初に必要なのは知識のアップデートだった。

カンペは宇宙だ

少し話は逸れるけど、Webサイトって何個あるんだろう、ふと疑問に思って調べた

だいたい5億個らしい

ホストの数だけなら20億近くあるらしいけど、稼働してるのは内、5億個

つまり、カンペは5億個ある
しかも、はてなブログみたいに一つのドメインにいっぱい情報あるサイトがあるので、

カンペって宇宙じゃないかと思った

Webの知識はなくても、
知ったかぶりして業務を進めながら、
カンペを見まくる決意をした

最強のキャッチコピー

「24時間365日働ける営業マン」

Web広告のカンペを探しているとよく見かけるキャッチコピー

これって昭和世代には刺さり過ぎるくらい刺さるのでは!?

24時間働けますか?
っていうCMを子どもの頃に見た記憶がある
多分、それが当時の価値観
昨今の働き方改革祭り以前の価値観

もちろん24時間365日働ける人間なんていないので、
このキャッチコピーは現管理職世代にはかなり刺さるのではないかと思い、プレゼン資料でも頭の方に大きく書いた

だがしかし、Webには欠点がある

飲みニケーションが出来ず、
土日にゴルフにも一緒にいけない

そんな営業があるか!\\\٩(๑`^´๑)۶////

なんて言われちゃいそう

プッシュ営業とプル営業

次に上に刺さる材料を探すと、意外と内側に材料は落ちてた

ここ数年、リピートばかりで新規のお客様が減っているという全員認識の課題

これこそ、Webのフィールド!

だがしかし、石橋は叩けば叩けほどいい

新規が少ない
=集客してきてない

集客という概念がないのかも

Webを使って、どうお客様を説得するのか

みたいな認識でいるかもしれない

なので、営業を二つの概念に分けて説明する必要がある

でもインサイドセールスなんて長い横文字使うと聞いてくれないかもしれない

日本語が必要だ!

ということでプッシュ営業とプル営業という言葉をチョイス

横文字入っとる、ハーフやがな!

ってつっこみたい関西の方はさておき、
ドアに書いてるしわかるよねっていうことで、

営業には大きく分けて2種類あって、プッシュ営業は皆さんの得意な営業パターンですよね?
なので今回は忙しくて手の回らないプル営業にWebの力を借りたいと思います

的な、
昭和型の大好きな「従来」の「伝統的な」方法を立てることにした

ノーデータ・ノーライフ

新規が減少傾向

多くの営業さんはそう言ってた

なので、そのデータが欲しいと言った

なかった

そんなものなかった

何となく減っている気がする(`・ω・´)キリッ

中小企業あるある、ビッグデータの時代にノーデータ:(;゙゚'ω゚'):

というわけでまずは売上データ分析

ちなみに新規かリピートか、そんなフラグはないので、
Accessにつっこんで、昨年度以前に売上がないかを調べ、あればリピート、なければ新規扱い

ただし!
ユーザーコードはなく、全て会社名のテキストによるマッチング。。
しかも、ルールはないので、

株式会社A
(株)A
株式会社A様

など、同じ会社っぽいのに違う名前がいっぱい。。
多少力技で是正きたけど、それでも誤差はあるかも。。。
※後日、法人番号取得PGを作成して、精度向上。また今度詳細書きます

とにかく、新規比率が減少傾向ということを、データで示すことに成功!

着々とプレゼン準備は進めていくも、
これはまだ、地獄の始まりだったなんて、この時はまだ知る由もなかった。。。

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初出掲載:2021年6月23日
最終更新:2021年6月23日